製品紹介

創作童話とおいしいコーヒーが楽しめます。

たぬきロゴ

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ロゴっぽいものをつくっています。配色と文字入れるとこで迷っているのでもうちょいかかります。

追記:

塗りました。北欧風の落ち着いた雰囲気のたぬきになりました。ちなみに、たぬきはフィンランドには住んでいませんが、ヨーロッパにはヨーロッパタヌキブンブクが生息しています。

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ロゴなのに文字入れ忘れました。ほかにもなんかかけたらグッズにしますね。

ヤブイヌと暗い部屋

霧雨が降る夕暮れでした。秋めいた日で、体にまとわりつく雨粒はどんどん体温を奪い、雨を吸い込んだズボンは漕ぐペダルまで重くしていきました。ぼうっと、さっきまでの霧とは違う、暖かくて湿ったにおいがやってきました。温泉が目の前に現れたのです。鼻をつんとつく硫黄のにおいのしわざか、湯で芯まで温められた僕のからだが、スクリーン状になった白い霧の上に即座に投影されてみえました。

「貸しタオルもお願いします」いいものでした。帰り、ロッカーに入れて生臭くなった服にもう一度袖を通してプラマイゼロでしたけど。さて、今回ご紹介するのは、ヤブイヌステッカーです。

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みなさんはヤブイヌ、ご存知ですか。クマみたいなタヌキみたいな、犬です。ステッカーにしました。メスはマーキングの時にさか立ちします。

 

体重計にのると、針は実家で太って以来の数値のあたりで定住していました。ところが1時間後、温泉からあがり今一度はかると、なんと600グラムも減っていました。これは大変です。もう一時間もたてば、僕はさらに600グラム、計1.2キロもやせる計算になります。このままいけば数日後には存在が消えてしまいます。慌てて、体重補給のためにビールと枝豆をおなかへ入れました。あぶないところでした。さて、今回はもうひとつご紹介したいものがあります。こちらです。

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あーちすちっくですね。特に言うことはありません。

たぬきづくめ

日曜日の朝、塾からその日の午前授業の代講募集の緊急メールがきていました。「めずらしくこんな時間に起きられたし、ちょっくら入ってやりますかな、代講をば」と思いオーケーの返事とともに自転車を走らせました。一コマ目を終え、お昼休みにローソンへご飯を買いに行こうと塾を出たところ、止めていた僕の自転車のカゴに「二人で紡ぐOKINAWAラブストーリー」というリゾートウェディングの案内誌が、ぐしゃっとねじったような状態でぶち込まれていました。一体、これを捨てた人に何があったのでしょうか。僕の自転車が見ている前で、一つの甘い囁きごとが、無残にも終わりを告げたのでしょうか。それとももしかしてこれは、リレーのバトンのようなもので、僕は何かを担わされたのでしょうか。僕は紡ぐことを強いられているのでしょうか、OKINAWAラブストーリーをば。そんなことを思いながら、午後の授業前の腹ごしらえに買った、Lチキの袋を破いたのでした。

さて、今回ご紹介するのは前回に引き続き、たぬきグッズです。というか前回の素材の使いまわしです。

 

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前回のたぬきの絵は、ステッカー用に描いたものなので正方形でして、横長のマグカップのデザインに使うとすこしさびしげなので、追加でたぬきの絵をさらに描いて画面を横長にしました。

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かわいいですね。ちなみに、描いている間はずっとこれを聴いていました。

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たぬきづくし

宿題もやらず、塾にあった危険生物図鑑という本をめくっていた生徒を見かけたので、その本にはなぜかナナフシが危険生物扱いされているページがあるんだよと紹介していたら、二人そろって他の先生に怒られました。他の先生を危険生物呼ばわりしたのもよくなかったですね。さて、今日ご紹介するのはたぬきグッズです。

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たぬきTです。汗ジミしそうですね。

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たぬきカバーです。色つき。

 

うえの二つ以外にもいくつかたぬきグッズを作ったので、ぜひ見てくださいね

たぬきすきです。ラインの名前とアイコン共に3年くらいずっとたぬきです。実家の裏山によくいましたね。

マレー・マグ

今日も台湾から、「おまえ可哀相だから」のコメントと共に動物の写真が送られてきました。今日は置物の猫でした。昨日は野生の猫の写真でした。いつもありがとうございます。そんなわけで、今日ご紹介するのは動物マグ「マレー・バク」です。

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かわいいですね。

こっそりトートバッグも売ってます。トート・バクです。

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おやすみなさい。

スクラップ・ブック

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 部屋の掃除をしていたら、懐かしいスケッチブックがでてきた。めくっていると、何かがはらり。昔かいてたムーミンまがいの漫画の切れ端でした。如意輪観音まがいの女の子の絵のページに挟まっていたようです。わりとお気に入りのコマ。まくらをぎゅってしている子がかわいくかけたと思う。眺めていると、どんな話だったか思い出す。机にむかっている方の女の子(?)が、郵便受けに入っていた手紙同好会からの入部のお誘い(アパート中の郵便受けに入れられていたスパム広告みたいなもん)を読んで、「とうとう私の文才を認める部活が現れたか…!」と勘違いして、その手紙同好会とやらに入部しようとする話。

 絵柄はムーミン、先輩後輩の女の子ふたりが一緒に暮らしているのは「ネムルバカ」、変なクラブや集団が登場するのは初期の「かってに改蔵」、手紙同好会は僕がつくったサークル(1年以上やっていたが最後まで部員はおらず、毎週会合の時間に集合場所でひとり、目印のりんごデニッシュをかじっていました)、ごたごたした郵便受けは学生寮にほんとにあるもの、主人公たちの部屋はまんま僕の部屋、タイトルにつかってる言語はこの時とってたハンガリー語…と、つぎはぎでできた漫画だ。自分がいいなと思ったものを、なんでもはっつけるスクラップ・ブック、この漫画はそう、さながら僕のスクラップ・ブックなのかもしれない……。となんか妄想をくりひろげて今日もいちにち楽しかったです。6月の下旬から、家では麻婆豆腐しかつくってないし口にしていない話をしようとおもったんですが、それはまた気が向いたら*1。なんで急に麻婆豆腐の話をするかって?この記事もまた、今の僕をあらわすスクラップ・ブックだからさ……。*2

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 この絵とか、画像フォルダに残ってるからよかったけれど、現物は行方知れずだ。ほとんどの漫画はどっかへいってしまった。当時の僕の部屋の様子がわかる。まだビールの缶とおつまみがちゃぶ台にのっていない。*3「シャンデリア」という題だった気がする。

*1:10日たらずで豆板醤のビンがからになりました

*2:1年後くらいの追記:このへんはあとから読み返していてほんとうに具合悪くなりました。むり。

*3:1年後くらいの追記:この記事を書いていた当時の様子もわかる。まだ床がうもれていない。